お歳暮で、さりげない感謝の気持ちを上手に贈りましょう。

お歳暮の王道

寒くなってくると気になってくるお歳暮。
さりげない感謝の気持ちを伝えましょう。

  
毎年、11月も半ばを過ぎると気になり始めるお歳暮。あの人には去年なにを送ったかな・・
実家には今年なにを送ろうか・・・あれこれと頭を悩ます年末の行事のひとつですね。
やはり誰でも、送った相手に喜んでもらえることが一番ですから、そこのところをよーく考えて今年は送った先様に感謝されるような贈り物をじっくり選んでいきましょう。

基本は相手に喜んでもらうこと

お歳暮は一年間の感謝の気持ちを込めて、贈る相手のことをきちんと考えた品物を選ぶのが理想的。
今年はさらにセンスをプラスして、真心、気遣い、そしてこだわりもアピールできるようなワンランク上のお歳暮を贈りませんか?
しかし、相手が喜ぶもの、というだけではあなたらしさを伝えられません。無難であることを重視して結局毎年同じものを贈ってしまう、なんて人も多いようです。
相手との関係をより深めたいと思うなら、今年は贈り主の顔やこだわりが見える品物を選んでみませんか。相手の好みというだけではなく、一歩踏み込んであなたが本当にいいと思うものを贈る。
そうして、あなたらしい真心や気遣い、こだわりを伝えてみてはいかがでしょうか?

たとえば、最近はストレスの多い社会ですよね。そんな時代だからこそ、くつろぎのひとときを感じてもらえる品選びをしてみではどうでしょう。

いまさら聞けない基本のマナー

まずは贈るタイミングが大切です。お歳暮は季節のごあいさつですので、贈る時期をはずさないことがなにより大切です。
品選びや発送の手続きなどを考えると「できるだけ早めに贈りたい」と思ってしまいがちですが、お正月に楽しんでいただくためのこだわり食材や生鮮食料品などを贈る場合は、遅めに贈るほうが親切なこともあります。それでも、暮れの押しせまった慌ただしい時期は避け、20日頃までにはお届けすることを心がけましょう。
正式マナーでは、12月26日以降は「お歳暮」ではなく「御年賀」「寒中御見舞い」となります。

また、お歳暮の品を選ぶときの価格の目安としては、3,000円から5,000円台のものが主流です。
贈り先によって多少金額は変動し、たとえば仲人や会社の上司なら5,000円前後、親戚、知人には3,000円前後が相場です。特別にお世話になった方には、もう少し高めの品物を贈る人も多いようです。
あまり金額にとらわれる必要はありませんが、ひとつの目安として覚えておくと便利ですね。

結局なにが一番人気なの?

贈り先の家族構成や好み、そのほかいろいろと考えてよしっこれだ!と決めたものの、ほんとにそれで喜んでいただけるのかちょっぴり不安・・・
そこで、お歳暮でいただきたい商品ベスト5を調べてみました。

やはり1位は商品券、ギフト券。2位はハム・ソーセージ。3位はビール券。4位がビール。5位は食用油でした。
こうやってみると、いつもの定番が上位に入っていますね。

なにを贈るにしても、まずは相手の喜ぶ顔を想像しながら、自分たちも贈る楽しみを味わいながら、お歳暮選びをしていきましょう。
どんなにテクノロジーが発展しても、人と人との間に大切なのは、相手を思いやる心とコミュニケーションです。
お歳暮とは、本来そのための贈り物だと思います。

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